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元プロ料理人の味にうるさい私が選ぶ料理の調味料リスト

ながーく家で調理してるとみんなそれぞれ定番の調味料があると思う。

私も18歳から料理の世界に入って、15年料理をやってきた。結局のところ料理ってタイミングや腕もあるけど「素材・調味料の組み合わせ次第」。

素晴らしいレシピがネット上にあっても、素材と調味料違うだけで全く違う味に仕上がる。松阪牛とオージービーフでも全然違う。それは調味料だってそう。

今は家で趣味料理となってしまってるけど、家でもせっかく料理するなら素材はもちろんのこと、調味料選びも怠ったらせっかくもっと美味しい料理になるのに絶対損してる。

感動するほどの料理を提供する料理人は腕もすごいだろうけど、それ以上に世の中の素材をうまく調合するのに長けていいるのだと思う。

散々料理を作ってきた私もまだまだ未熟ながらこの方程式は揺るがないと信じてやまないので、そんな私が大半のスーパーで手軽にどこでも手に入り、更には最高の料理を引き出してくれる調味料リストを作ってみた。

目次

料理を美味しくする調味料リスト

普段の料理に必須となる調味料から、とりあえずこれがあるとなんとかなるという調味料まで全部まとめてみた。

醤油

醤油で有名なメーカーはキッコーマンやヤマサだと思うけど、お刺身ならキッコーマンでいろんな調理に合わせるならヤマサがいい。

あと個人的に今は東京に住んでるけどもともと西日本の人間でさっぱりとした煮物やだし汁を作るなら薄口醤油も常備してたい人間。

なので醤油ならヒガシマルがおすすめ。でも出番が少ないなら小さいペットボトル系でいいかな。賞味期限が1年ほどしかないので。

おすすめメーカー:料理に合わせるならヤマサ、そして単品料理ならキッコーマン。ダシ系ならヒガシマルの薄口

塩は何でもいいと思うけど定番なのは博多の塩かな。パスタの茹で汁から味の調整まで幅広く。

でも肉でも魚でも「焼き」に使うなら岩塩がやっぱり味が締まって美味しい。だから焼き物にはアルペンザルツがおすすめ。

おすすめの塩:煮物やスープなら博多の塩、焼きには岩塩(アルペンザルツ)

砂糖

上白糖が有名だね。でも煮物には三温糖やきび砂糖が相性がいい。砂糖の栄養素といったら炭水化物がほとんどだから少しでも栄養素としてミネラルとかほしいならきび砂糖かな・・。高いけど。

砂糖はあまり飛び抜けたメーカーなどはないけど、体のことを考えるなら「きび砂糖」や「はちみつ」がいいかな

味の素

これなしでは味が決まらない料理も数しれず。

体に良くないからという意見もあると思いますが、正直今流行の無化調ラーメンでも最終的には使っちゃってますっていうラーメン店もありますし、世界中で使われるには理由があると思う。

正直これを超える味を整えられる調味料はないでしょうし、認めざるを得ないでしょう。

味の素による味調整の力を馬鹿にしては行けない。未だに体に悪いという都市伝説を信じている人もいる。

味噌

限りなく手抜き味噌汁を作るならマルコメのだし入り料亭の味という味噌が万人受けする味噌だし、具も豆腐とわかめだけって感じでもしっかりと整う。

もちろん味噌汁だけではなくて、サバの味噌煮や炒めもの、ビーフシチューやクリームソースなどの隠し味にも◎

あとは地方で好みが異なるんだけど自分は九州出身なので「フンドーキン 九州そだち麦」が関東でも手に入る最高な味噌かな。

特に九州から関東や東北に来ている方には「ホッ」とする味噌に間違いなし。玉ねぎスライスや白菜など具だくさんの味噌汁にめっちゃ合う。

焼料理や煮物に使うなら素材の味をあまり邪魔しない「マルコメのだし入り料亭の味」がおすすめ

めんつゆ

濃縮系の白だしならヤマキやニンベンあたりが人気みたいで実際に使ってるけども、どちらかというと創味なんかは自分の好み。

白だしを使うのかめんつゆを使うのかでも煮物の味の深みが変わるから色々試してみるのはありかも。

白だしならヤマキ、ただし味調整に優れてるのは「創味のつゆ」

料理酒

料理酒もコクが出るということで使うことが多いと思う。

有名なミツカンの料理酒も添加物が多い

スーパーで売ってる調味料コーナーの料理酒は塩や甘味などの雑味や調味料が加えられていて勝手に味を変えられてしまう感じがして好きじゃない。

だからどちらかというと普通に飲むことができる日本酒を使うことが多い。雑味がない純米酒がおすすめ。お気に入りは「白扇酒造 福来純 純米料理酒」。

素材のそもそもの味を損ねたくないなら雑味が入っていない白扇酒造 福来純 純米料理酒

みりん

これも料理酒と同じような考えで余分な雑味がなくてよい。

白扇酒造が有名だけどコスパが悪いから、そのまま飲むことができるみりんとも言われている「角谷文治郎商店 三州三河みりん」が自分は好き。

一般的にサラダ油として使われれるのはこういった日清のキャノーラ油やオイリオあたりじゃないかと。コレステロール0というなんか不思議な言葉の魔法があるけども(全くそんなことはない)

自分はパスタが好きだからオリーブオイルを使う率は高い。というか炒めものでも比較的オリーブオイルの方が好きだしサラダ油よりも全然体にもおすすめ。

ボスコのオリーブオイルがスーパーでは定番だけど「ガルシア エクストラバージンオリーブオイル」がいい。にんにくもスペイン産が美味しいし、組み合わせ的にあり。

サラダ油はあまり大差なし、オリーブオイルは「ガルシア エクストラバージンオリーブオイル」がおすすめ

顆粒スープ

これもド定番だけども、中華、洋食、和食でそれぞれあう調味料があるから主にどの料理を作りがちなのかで選ぶのがいいんじゃないかと。

洋食なら「コンソメスープ」

コンソメスープなら王道なんだけどもやっぱりこの味の素のコンソメスープがオールマイティーで使いやすい。

ポトフでもカレーの下味、ロールキャベツ、なんでもいける。

中華やスープ系なら「ユウキのガラスープ」

鶏ガラスープは味の素も有名なんだけども無添加のガラスープが後味もスッキリしてるし卵スープなどの中華風に限らずどんなスープ系にも使える万能の顆粒スープだと思ってる。

チャーハンの隠し味やパスタソースの隠し味にももってこい。やってみるとわかる。

和食系なら「リケン 素材力だし」

簡単な顆粒だしで本格的なだしを感じたいならリケンの素材力だしが一番いい。

余分な化学調味料を使っていないので塩などは自分で調整しやすく化学調味料でよくある嫌な後味もないのが◎

【おまけ】幅が広がる調味料

必須というわけではないけども、料理の幅を確実に広げてくれる調味料集をここにまとめるよ。

①牛ダシダ

韓国の調味料だけどまじでこの味がめちゃ好き。卵スープや韓国風の料理には当然だけど、家で牛丼作るならこれ絶対使ったほうがいい。

②オイスターソース

炒めものが多い家庭料理ならこれで何でもコク深い野菜炒めや肉炒めになるからあると便利。角煮やチャーシューなんかにもいい。

国産カキのエキスを使って無添加の「ユウキ 化学調味料無添加のオイスターソース」が好き。

③トマトジュース

パスタや肉・魚料理など幅広いものに使えるトマトソースだけど、トマト缶から作るよりトマトジュースから作ると時短にもなるし味がブレにくい。

ということで時短しながらもトマトソースにおいて味が決まりやすいトマトジュースが「伊藤園 理想のトマト」。酸味がキツすぎず、甘みのバランスが非常に良い。

リコピンをしっかりと摂取するならオリーブオイルと合わせて加熱するほうがより効果的に摂取しやすいようなので成分面でもトマトソースに最高。

調味料リストは定期的に更新

料理をやっていくと試してみようかなという調味料が数多く存在するし「この調味料はいい」というものが結構増えてきそうなのでこの記事は定期的に更新していくと思う。

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この記事を書いた人

18歳から料理の世界に入り会席2年、イタリアン2年、フレンチ3年、焼き鳥5年の経歴。今は自宅で自営業をやりつつ家めしの研究を実践中。

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